塗料について

2021年12月25日更新

水性と溶剤

水性塗料と溶剤(油性)塗料の違いとは

外壁塗装に使う塗料には水性塗料と油性(溶剤)塗料があります。主流のシリコン系塗料、耐用年数に優れたフッ素系塗料、最近ではラジカル塗料や光触媒塗料などの多機能塗料もあります。水性塗料は水を使い、油性塗料は有機溶剤を使っています。

水性塗料の特徴とは

水性塗料は液状なので施工しやすくなっています。油性塗料に比べるとにおいも少なくて安全面でも安心できます。モルタル壁での吸い込みは特に浸透してひびなどの補強もできます。水性塗料は落ち着いた光沢に仕上がります。鉄などの金属の塗布はむかず、油性塗料に比べて少し安価になります。気候によって施工できないことがあります。

油性塗料の特徴とは

塗料の密着性が高くて強い塗膜が作れます。美しいツヤが出て乾燥するのも早いですが、におい強いです。サイディング壁、金属サイディング、トタン壁におすすめになります。有機溶剤を使用するので水性塗料に比べると価格が高いです。有機溶剤を使用するので、職人はしっかりと管理する必要があります。

固形分の種類

固形分の種類によっては水の乾燥速度できれいな塗膜が作れないことがあります。顔料・樹脂・添加剤の機能が水の溶剤では十分に発揮できない場合に有機溶剤を使用します。

有機溶剤とは

厚生労働省は中毒予防規則の対象としている有機溶剤の種類だけで54種類あります。そのすべてで特徴が違い人体に影響を与えてしまうものもあります。

有機溶剤の種類について

有機化合物の特性を決める特定の原子の集まりを官能基と呼び、同じ一般名で分類されます。

炭化水素類

炭素と水素だけで構成されている物質です。衣類のクリーニング用の溶剤やパーツクリーナーなどにも使われているものです。

アルコール類・ケトン類

アルコール類は、脱脂力はそこまで強くなく、水溶性の汚れはよく落とし、乾燥性も高く、他の溶剤と組みあわせて使うとこともあります。ケトン類は樹脂をよく落とす溶剤になります。炭化水素類によく混ざるので希釈剤としても使われます。

エステル類・エーテル類

エステルは酸とアルコールを脱水縮合したものです。エステルは樹脂の溶解力が高く、他の有機溶媒にも溶けやすいですが水にはあまり解けません。エーテルはアルコール同士を脱水縮合したものです。揮発性が強く、エステル類に似ているものです。においが特徴的で香料に使われることもあります。ラッカー系やアクリル樹脂系、アミノアルキド樹脂系、エポキシ樹脂系の塗料やその希釈材に使われることが多いです。


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