リシン仕上げとはどのようなもの?注意点についても解説します!
2023年10月20日更新
外壁塗装を検討している方は、どのような塗装を行おうか具体的にイメージができていますか。
外壁塗装には下塗り、中塗り、上塗りという工程があることからそれぞれで塗装方法や塗料を考えていく必要があります。
今回は、上塗り塗装の仕上げとして行われるリシン仕上げについて紹介していきます。
□リシン仕上げの特徴
リシンは、モルタル下地塗りの仕上げ材として用いられる表面化粧材のことであり、モルタル仕上げは1960年代から1980年代ごろに主流となっていました。
モルタルの外壁に細かく砕いた石や砂などに樹脂やセメント、着色剤などを混ぜて施工します。
そのため、使用された石や砂などの骨材の材質や粒子の細かさなどによって柄も大きく変わります。
リシン仕上げの工法には主に以下の2つあります。
1.リシン吹付け
リシン仕上げの中でも特に細かな石や砂の骨材を吹き付けて施工する工法のことを指します。
スプレーガンという機械を使って外壁に吹き付けて施工し、職人の高い技術が求められます。
2.掻き落としリシン
リシンを吹き付けた後に職人がブラシや剣山のような道具を使って手作業で仕上げるという工法です。
こちらも職人の技術力が求められ、施工できる工務店は限られることに注意しましょう。
□リシンの注意点
リシン仕上げを行う時には以下の点に注意しましょう。
*ひびが入りやすい
リシンは、石や砂などを使っており、凹凸があることから溝に汚れが溜まりやすくなっています。
また、塗膜が薄いことから亀裂が入りやすいことが特徴としてあります。
ひびを見つけたら必ず外壁塗装を行わなければいけないわけではありませんが、劣化していることを示すものであるため、注意しておかなければなりません。
ひび割れにも段階があり、幅が0.3ミリメートル以上で深さが0.5ミリメートル以上のひび割れになるとすぐに対処が必要です。
そのような大きなひびを見つけた時にはすぐに外壁塗装会社に相談しましょう。
*チョーキングのチェックが難しい
ひび割れが入ってなかったとしても、リシン自体に防御膜の効果がなくなっているという場合も考えられます。
チョーキングとは、外壁を指で触った時に、チョークの粉のようなものが付着する現象のことです。
これは、塗膜がはがれ始めている証拠としてあらわれるものなのですが、リシンは表面がざらついていることから直接指でさわれません。
その結果、チョーキングが起こっていることに気づかず、劣化が進行してコストが余分にかさんでしまう場合もあります。
リシンのチョーキングをチェックする時には、時間をかけて目でじっくり観察することが重要です。
□まとめ
リシン仕上げには、細かく砕いた石や砂が混ぜてあることからざらざらとした表面になるという特徴があります。
現在ではあまり行われない工法ではありますが、気になる方はこの記事を参考になさってください。
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