【プロの結論】外壁塗装は「水性」と「溶剤」どっちが良い?
2026年2月20日更新
目次
【プロの結論】外壁塗装は「水性」と「溶剤」どっちが良い?
- ✅ 外壁:現在は「水性塗料」が主流。耐久性は溶剤に匹敵し、臭いが少なく安全です。
- ✅ 屋根:過酷な環境のため、耐久性重視で「溶剤(弱溶剤)」が推奨されるケースが多いです。
- ✅ 安全性:どちらも「F☆☆☆☆」等級ならシックハウスのリスクは極めて低いです。ただしペット(特に小鳥)がいる場合は水性を強く推奨します。
「外壁塗装をしたいけれど、シンナーの臭いで近所迷惑にならないか心配…」
「子供やペットがいるから、体に悪い塗料は使いたくない」
お見積もりの現場で、このようなご相談を毎日のようにいただきます。
かつては「長持ちさせるなら臭くても油性(溶剤)!」という時代がありましたが、塗料技術が飛躍的に進化した今、その常識は変わりつつあります。
今回は、長年現場で塗料を扱ってきた塗装職人の視点から、水性と溶剤の決定的な違い、人体への影響、そしてペットの健康リスクについて、忖度なしで徹底解説します。
1. 水性と油性(溶剤)、最大の違いは「希釈剤」
塗料はそのままでは塗れないため、液体で薄めて(希釈して)使います。この「薄める液体」の違いが分類の基準です。
| 種類 | 希釈剤(薄めるもの) | 乾燥の仕組み |
|---|---|---|
| 水性塗料 | 清水(水) | 水分が蒸発して固まる |
| 溶剤(油性)塗料 | シンナー(有機溶剤) | シンナーが揮発して固まる |
つまり、乾燥するときに「水蒸気」が出るのが水性、「シンナー成分」が出るのが溶剤です。これが臭いや環境への影響に直結します。
2. 【徹底比較】メリット・デメリット対決
「結局どっちを選べばいいの?」という疑問に答えるため、項目別に勝敗をつけました。
| 比較項目 | 水性塗料 | 溶剤(油性)塗料 |
|---|---|---|
| 臭い・環境 | ◎ 非常に少ない | △ シンナー臭あり |
| 耐久性 | ○ 現在は油性に匹敵 | ◎ 密着力が強く最強 |
| ツヤの持続 | ○ 標準的 | ◎ 光沢が出やすい |
| 施工条件 | △ 気温・湿度に敏感 | ○ 乾燥が早い |
| 適用箇所 | 外壁・内装 | 屋根・鉄部・雨樋 |
今の主流は「水性」です
かつては「水性はすぐ剥がれる」と言われていましたが、それは過去の話です。
大手塗料メーカーが技術開発を進め、現在は「水性シリコン」や「水性ラジカル制御形」など、溶剤に負けない耐久性を持つ塗料が標準になっています。
3. 人体・シックハウス・中毒への影響について
お客様が最も懸念される健康被害について、科学的根拠(エビデンス)に基づいて解説します。
Q. シックハウス症候群にはなりませんか?
A. 「F☆☆☆☆」ならリスクは極めて低いです。
現在の建築基準法では、ホルムアルデヒドの発散量に応じた等級があります。現在市場に出回っている主要な塗料は、水性・溶剤問わず最高等級の「F☆☆☆☆(エフフォースター)」を取得しています。使用制限がなく、室内でも使えるレベルの安全性です。
Q. シンナー中毒になることはありますか?
A. 入居者様が中毒になることはまずありません。
「有機溶剤中毒」は、閉鎖空間で高濃度のガスを吸い続けた場合に起こります。外壁塗装は屋外作業であり、ガスは拡散するため、入居者様やご近所の方が中毒症状(意識障害等)に陥ることは考えにくいです。
ただし、「不快感」「頭痛」「吐き気」といった体調不良は、臭いに敏感な方には起こり得ます。妊婦様や乳幼児がいらっしゃる場合は、精神衛生上の安心のためにも「水性」を強くおすすめします。
Q. 職人さんへの影響は?
実は一番影響を受けるのは、毎日塗料を扱う職人です。そのため、職人の健康を守る観点からも、業界全体で「水性シフト」が進んでいます。
4. ペット(犬・猫・鳥)がいるご家庭の注意点
人間よりも体が小さく、嗅覚が鋭いペットには、より慎重な配慮が必要です。
🐶 ワンちゃん・ネコちゃんの場合
人間の数千倍〜数万倍の嗅覚を持っています。溶剤塗料の臭いは強烈なストレスとなり、食欲不振や嘔吐の原因になることがあります。
🐦 小鳥・ハムスター等の小動物の場合
ここが最も重要です。鳥類や小動物は化学物質に対する代謝機能が弱く、少量の有機溶剤ガスでも命に関わる危険性(落鳥など)があります。
【対策】
ペットがいる場合は、迷わず「完全水性仕様」をご指定ください。また、どうしても溶剤を使う箇所がある場合は、施工中の数日間だけペットホテルを利用するなどの対策を推奨します。
5. プロの最適解は「ハイブリッド塗装」
「じゃあ全部水性でいいの?」というと、そうではありません。
私たちは、適材適所の「ハイブリッド塗装」を推奨しています。
- 外壁(面積が広い): 水性塗料
→ 臭いを抑え、近隣トラブルを防ぐ。耐久性も十分。 - 屋根(過酷な環境): 弱溶剤塗料
→ 直射日光や雨風を直接受けるため、より強靭な油性でガードする。 - 鉄部・雨樋(付帯部): 弱溶剤塗料
→ 鉄やプラスチックには水性は密着しにくいため、油性が必須。
屋根は高い位置にあるため、溶剤を使っても臭いが地上に届く前に拡散しやすく、生活への影響を最小限に抑えられます。
まとめ:家族構成とライフスタイルで選ぼう
塗料選びに「絶対の正解」はありませんが、「あなたの家にとっての正解」は必ずあります。
私たちSUCCEED株式会社は、塗料メーカーの定める厳しい基準をクリアした「認定施工店」として、単に塗るだけでなく「工事期間中の生活の質」まで考えたプランをご提案します。
- 「臭いに敏感な家族がいる」
- 「とにかく長持ちさせたい」
- 「インコを飼っている」
そのような事情を遠慮なくお聞かせください。
メーカー基準の正しい知識を持つ私たちが、お客様一人ひとりに合わせたベストな塗料の組み合わせを設計いたします。
広島県広島市・廿日市市の外壁塗装・屋根塗装・防水リフォーム専門店
SUCCEED株式会社お問い合わせ窓口:0120-439-410
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