屋根の漆喰工事とはどんな流れで行われる?補修が必要か判断する方法を紹介!

2023年9月1日更新

屋根の漆喰には寿命があることをご存じでしょうか。
寿命は約20年とされており、漆喰が劣化しているにも関わらず放置してしまうと、その状態はさらに悪化してしまいます。
漆喰に異変を感じた場合には、早めに対処する必要があります。
本記事では、屋根の漆喰工事の流れと漆喰の補修が必要か自分で判断する方法についてご紹介します。

□屋根の漆喰工事の流れを紹介

1.古い漆喰の処分

養成をしてから、表面の漆喰だけをへらで取り崩して処分します。
漆喰の下にある葺き土は残しておきます。

2.葺き土を整えて湿らせる

葺き土は、漆喰を塗るための下地となります。
表面が凸凹していると漆喰が塗りにくいうえに厚みにムラができてしまうため、均等に整えます。
その後、漆喰との付きが良くなるようにスプレーで濡らします。

3.漆喰を塗布

隙間が無いように均一に漆喰を塗ります。

4.表面を整えて仕上げる

コテを使って漆喰の表面をならし、整えていきます。
雨仕舞いを考慮して、漆喰が多い場合には減らします。

□漆喰の補修が必要か自分で判断する方法

*築20年以上経過している

漆喰の寿命は20年程度とされています。
築20年以上経過している場合には、劣化が進んでおり、そのまま放置してしまうと地震の揺れなどによってひび割れや欠けが発生しやすくなります。
寿命を延ばすためには、定期的にメンテナンスをすることをおすすめします。

*地上から欠陥やひび割れを確認する

漆喰は時間が経つと強度が増す一方で柔軟性がなくなってしまうため、振動や雨、風などによってひび割れが起こりやすくなります。
そのままひび割れを放置してしまうと、漆喰が剥がれ落ちて瓦がずれてしまうこともあるため、欠陥やひび割れを見つけたら補修するようにしましょう。

*雨漏りしている

雨漏りが発生している場合には、屋根のどこかにひび割れや欠陥があります。
補修の際に漆喰のみを塗り替えたとしても一時的な効果しかないため、雨漏り補修をする場合には屋根全面の張り替えや瓦の取り替えなど大規模な工事が必要となります。
雨漏りは放置してしまうと屋根全体がさらに劣化してしまうため、できる限り早く対処することが大切です。

□まとめ

築20年以上経過している場合、地上から欠陥やひび割れが確認できる場合、雨漏りしている場合には、漆喰の補修が必要です。
漆喰に少しでも異変を感じたら放置せず、すぐに対処するようにしてくださいね
広島市で屋根漆喰の補修を検討している方は、ぜひ当社までお問い合わせください。


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