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強力な水圧で外壁や屋根を洗い流す「高圧洗浄」は、外壁塗装工事をする上で重要な作業の1つです。

しかし、汚れを落として外壁や屋根をきれいに保つだけなら、高圧洗浄をしなくても大丈夫なのでは、と考える方もいらっしゃるでしょう。
そこで、この記事では外壁塗装で高圧洗浄が大切な理由、高圧洗浄の作業工程について解説します。

□外壁塗装で高圧洗浄が大切な理由とは？

紫外線、雨風、排気ガスによって外壁や屋根に塗装された塗膜は時間の経過とともに劣化し、少しずつ粉化していくチョーキング現象が発生します。
チョーキング現象が発生すると、新しく塗った塗料まで剥がれてしまい、耐用年数を迎えるより前に外壁の修復が必要となります。

外壁塗装で高圧洗浄をする理由は、古い塗膜を除去し、数年経っても塗装が剥がれないようにするために行われます。
もちろん、高圧洗浄では塗膜だけでなく、外壁表面に付着したカビ、藻、コケ、汚れ、チョーキングの粉といった様々な汚れを除去します。

□高圧洗浄の作業工程とは？

外壁の高圧洗浄の主な工程としては、基本的に足場組み立て後、汚水飛散防止シートの設置、洗浄用水の確保と洗浄機の準備、高圧洗浄となります。
それぞれの手順について、以下で解説します。

＊1.飛散防止シートを設置する

外壁の高圧洗浄を行う際、水で壁の汚れを洗い流します。
このとき、足場の外に汚水が飛び、近隣の家に飛散しないように注意する必要があります。
それを防ぐため、足場の周りに飛散防止シートを張り、汚水が飛び散らないようにします。

＊2.洗浄用水と洗浄機の準備

外壁の高圧洗浄に使用するための水を準備します。
洗浄作業では高圧で大量の水を噴射する必要があるため、タンクをためないと洗浄できません。
洗濯機の準備をして、家の周りにホースを設置します。

＊3.高圧洗浄をする

飛散防止シート・水・洗浄機の準備ができたら、外壁の高圧洗浄を開始します。
基本的には、洗浄中に汚水が流れて壁が汚れないよう、屋根から壁の順番に洗浄していきます。

汚水を上から下へ徐々に流し、最後に駐車場のコケや汚れを取り除いて完了です。
高圧洗浄は半日から1日で完了し、終わったら外壁をしっかり乾燥させます。

□まとめ

これから、外壁塗装を検討している方は高圧洗浄の重要性を理解した上で進めると良いでしょう。
新しく外壁や屋根を塗装する際には、必ず高圧洗浄機を使って家にこびりついた汚れを落としてから塗装の準備をしましょう。

広島市で外壁塗装についてお悩みの方は、ぜひ当社までご相談ください。