外壁塗装における足場にはどんな役割がある?追加費用の有無についても解説!

2023年7月22日更新

外壁塗装を行う際は、必ず足場の設置が必要になります。
足場の費用は安くはないため、本当に必要なのかと疑問をお持ちの方も多いでしょう。

そこで今回は、足場がどのような役割を果たしているのか、そして追加費用が発生することはあるのかを解説します。

 

□外壁塗装における足場の役割とは?

足場は、外壁塗装においておもに3つの役割を担っています。

 

*工事の質を保つ役割

まずは、工事の質を保つ役割です。
足元が不安定な環境では、作業がしにくいです。
そうなると予定通りに工事が進まなかったり、塗り残し箇所が出てしまったりと、工事の質の低下につながります。

 

*近隣への迷惑を防止する役割

次に、近隣への迷惑防止の役割です。
足場を組んだ後、飛散防止ネットを張ります。
このネットは、洗浄の際の水しぶきや塗料の飛散を防ぐためのものです。

足場を組まないとこのネットを張れないため、近隣への迷惑につながります。

 

*職人の安全を確保する役割

そして最後に、職人の安全を確保する役割です。
足場があることで落下の危険性が下がります。
また、労働安全衛生法でも、2メートル以上の高所での作業時は安全対策を行うよう義務付けられています。

 

□足場で追加費用がかかるケースとは?

足場の費用が相場より高くなってしまうケースがあるのをご存じですか。
ここでは、よくある4つのケースについて、それぞれ高くなるのかどうかを解説します。

まず、マンションや高層の建物の場合は、費用が高くなります。
足場の運搬にかかる費用が追加で発生するためです。

次に、階段を上る必要がある家の場合も、費用が高くなります。
例として、掘り込み式の車庫がある家が挙げられます。
道路から家までに高低差があり、階段が多い家の場合は、運搬の費用が追加でかかるケースがあります。

そして、狭い敷地の家の場合も、費用が高くなります。
敷地が狭いと搬入、組み立てに通常よりも時間がかかってしまうため、手間賃が発生します。

最後に、工期が長引いてしまった場合です。
これは塗装会社の責任になるため、工期が長引いて足場の設置期間が延びたからと言って、追加費用が発生することはありません。

 

□まとめ

外壁塗装を行う際は、必ず足場の設置が必要です。
また、足場の費用は家の立地条件によって高くなることがありますが、工期によって高くなることはありません。

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